Icelandニュース

アイスランドの巨大間欠泉、「ゲイシール」復活!

あのゲイシールが再び眠りから覚めたようだ。

ゲイシールはアイスランドで人気の観光スポット。ストロックル"Strókkur"慣例に従った日本語表記だが正式な呼称は「ストロゥックル」に近い)間欠泉が程よい頻度で吹き出し、多くの人々を楽しませてくれている。

この観光スポットを世界に知らしめ、英単語の間欠泉(geyser)の由来となった巨大な間欠泉ゲイシールは、かつてはその倍以上の70メートルにも届く湯柱を吹き上げていた。しかし、1990年代には特別の時に石鹸を投げ入れなければ吹き上がることはないほど、その頻度は少なくなっていた。

それが、2000年の地震で目覚めて、2日間にわたって122メートルもの高さに吹き上げ、世界間欠泉の高さの記録を塗り替えたという(ウィキペディアの記載。本当かなぁ)。だがここ数年はすっかりなりを潜めていたという。

しかし、2016年3月になって2度吹き上がっているという。

運が良ければ「真打ち」ゲイシール間欠泉の壮観な眺めを拝むことが出来そうである。

Geysirup
記憶が正しければこちらの手前側がゲイシール、噴き出しているのがストロックル

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アイスランドで湧き上がる難民受け入れ運動

 

「難民は人材、経験や技術を持っている人達。難民は将来出会う生涯の伴侶、私の味方、魂の友、うちの子のバンドのドラマー、隣に座る同僚、2022年のミス・アイスランド、我が家の風呂場をついに修繕してくれる職人さん、カフェの店長、消防隊員、コンピューターのスペシャリスト、テレビの司会者。『あなたの生命は私の生命より価値が無い』と言うことが出来ない人たちである。」

これは教育者であり作家であるブリンディス・ビョルグヴィンドッテルが8月30日に開設したフェイスブック、"拝啓 エイグロ・ハルザル様―シリアが呼んでいる"に記された彼女のメッセージである。これが国内外で反響を呼び、9月2日時点で12000人が支援を表明している。
 市民は、住居、衣類、食料、アイスランド語のレッスン、生活全般へのアドバイス、などなどの提供を申し出、政府にさらに難民を受け入れるよう求めている。アイスランド赤十字には1週間足らずのうちに900人近くがボランティアに登録したという。(日本で36万人が登録したことになる)
 ご承知のようにヨーロッパには難民が押し寄せ、その受入をめぐってヨーロッパ各国の足並みが揃わず混乱をきたしている。(と言う私はすっかり対岸の火事)
 アイスランドは2015年7月、来年までに50名の受け入れを表明している。
 
 しかし、昨今の地中海の難民船難破により幼い子どもたちまでも犠牲になっている姿に、社会福祉大臣エイグロ・ハルザルドッテル女史が、この難民危機にアイスランドはもっと何かできるはずだ、とインタビューの中でアイスランドの世論に支援を呼びかけた。まさかこんな反響があるとは思わなかったようだ。
 フェイスブックでは5000人受け入れてもいい、というコメントもあり、8500「いいね」がついた。スウェーデンは3万人を受け入れることになっている。その人口比ならアイスランドは1500人である。それは現実的かどうかは別として。
 一方人々は難民に何ができるかを考えるだけでなく、彼らがアイスランドに何をしてくれることを期待している。様々な困難を乗り越えて、戦場も、砂漠も嵐の海も乗り越えてやってきた彼らのポテンシャルに期待しているのである。
 そしてアイスランド政府は9月19日、今年100人の難民及び亡命者を受け入れることを決定、20億クローナ(1600万ドル)の拠出を表明した。
 
 

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観光立国アイスランド、観光業がついに輸出品目のトップに

最新のデータによるとアイスランドでは、観光業が初めて漁業を上回る、最大の輸出品目となった。(約24億ドル、27.5億クローナ)

アイスランドの漁業は第2位の輸出品目となり、27.2億クローナ。

アイスランドは2012年にヨーロッパ中で一番外国人観光客の伸び率が高かったという。2013年の75万人の観光客は新記録で、人口の2.5倍がアイスランドに遊びに来ているということになる。

昨今は、グトルフォスもゲイシルも混雑(?)しているようだ。 アンビリバボー!

Gullfoss
      5月の雪解けの頃のグトルフォス すごい水量だね

ご無沙汰しておりましたことを、深くお詫び申し上げます

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アルガルベ杯~なでしこジャパン、2011年アイスランドに続く銀メダル

Ksiakvenna  2012年アルガルベカップ(Algarve cup)で史上初めてUSAに勝利した日本は、残念ながらドイツのフィジカル面で圧倒される強力な攻撃の前に善戦一歩及ばず銀メダルでした。
しかし日本中が金メダルをもう一度!と夢を見させていただいた心躍るひと時でした。

アイスランドは今年2012アルガルベ杯は8度目、6位という結果に終わりましたが、実は2011年は日本と同じ銀メダルshineだったのでした!・・・と昨年は震災の影で過ぎ去ってしまった輝かしい記録があったのでした(感涙)!

2011年アルガルベ杯では、アイスランドは史上初めてデンマークを破り、しかも世界ランク4位のスウェーデンを破る大金星を上げ、無敗のまま決勝でUSAとゴールドメダルをかけて対戦、結果は2:4でUSAに軍配、アイスランドは銀メダルを持って凱旋することとなりました。

アイスランド女子サッカーは近年成長目覚しく、2008年アイルランドを破ってUEFAヨーロッパ選手権を獲得。2009年にはアイスランドのサッカーチーム史上初めて代表Aチームがメジャー大会出場の快挙を達成しました。また、同年UEFAヨーロッパカップでTactfulness(最も機転が利くチーム)の賞を授与しています。
ゴールキーパーのÞóra B. Helgadóttir(ソーラ・B・ヘルガドッテル)は2009年ノルウェーのベストプレーヤーに輝いています。

ちなみに2008年1月31日のUEFAヨーロッパ選手権を奪取した試合はホームの試合で(アウェイでは引き分け)悪天候の中5000人がピッチに詰め掛けたという熱狂ぶり。
アイスランドの人口は30万人だから60人に一人がピッチに足を運んでいたことになります。アイスランドでも、金融恐慌の暗い闇を打ち破ったのは、なでしこ(?)パワーでした。

資料

アイスランド女子ナショナルチーム監督
Sigurður Ragnar Eyjólfsson(シグルズル・ラグナル・エイヨルフスソン)

最終(デンマーク)戦先発メンバー
Þóra B. Helgadóttir,
Guðný Björk Óðinsdóttir,
Elísa Viðarsdóttir,
Katrín Jónsdóttir,
Hallbera Guðný Gísladóttir,
Dóra María Lárusdóttir,
Harpa Þorsteinsdóttir,
Gunnhildur Yrsa Jónsdóttir,
Hólmfríður Magnúsdóttir,
Fanndís Friðriksdóttir and
Greta Mjöll Samúelsdóttir.

2012アルガルベ杯ランキング
1st: ドイツ
2nd:日本
3rd: USA
4th: スウェーデン
5th: デンマーク
6th: アイスランド
7th: ノルウェー
8th:  ウェールズ
9th:  中国
10th: ポルトガル
11th: アイルランド
12th: ハンガリー

アイスランドサッカー協会(Knattspyrnusamband Íslands) http://www.ksi.is/

アルガルベ杯最新ニュースはMorgunblaðið

Iceland Reviewはこちら

*大変ご無沙汰しておりました。今年もアイスランドのサポーターを続けます~

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アイスランドにパフィンが戻ってきた?!

今年のアイスランドの海鳥の営巣は失敗したと言われてましたが、うれしいニュースが飛び込んできました。(Iceland Reviewより)

南アイスランドでパフィンの大群shineが目撃されています。Photo_2 

ヴィーク(Vík)のそばのディルホウラエイ岬の営巣地が数千羽というパフィンで真っ黒に埋め尽くされていると地元のツアーガイドが報告している。こんなに夏の遅い時期にこんなに多くのパフィンを見ることは大変めずらしいことである

海辺の崖は全てパフィンで覆い尽くされている。パフィンの大群がそこから飛び海から出てきてそこにかえってきている。まるで真夏のようでこの時期にここでこんなに多くのパフィンを見るのは珍しい。群れが動くのはまるで黒い雲が太陽を横切るように動いているとのこと。

Island_birds2_2 

渡り鳥の行動には驚かされる。通常なら8月半ばにはアイスランドを後にするのだ。立ち去ろうとしたようだが、食糧が戻ったので引き返したのである。ようやく鳥たちに十分なイカナゴが戻ってきたのである。

このへんの漁の水揚げはイカナゴだらけで、パフィンはついに十分な食糧に恵まれ立ち去りたくなくなったのだろう。

ウェストマン諸島のパフィン猟師は島に飛来する若鳥の多さに驚いている。専門家はここ数年パフィンのヒナがほとんど孵っていないと報告しているからである。

地元のパフィン猟師と町の議員はタモ(*1)で数羽のパフィンを捕まえて調査してみたと言う。

10羽中6,7羽は若鳥だということに驚いている。捕らえたパフィンはウェストマン諸島では全面的にパフィン猟は禁止されているので再び放した。

調査によると、ここ数年はパフィンのヒナはほとんど生き残っていなかったため、地元住民はいったいどこから若鳥は来たのだろうと不思議がっている。

生物学者は若鳥が他の地域から来たと言うのはありえない説明ではあるけれど可能性はあるという。

狩猟家も生物学者もヒナにえさのイカナゴを運んでいる成鳥のパフィンはほんのわずかであることは認めている。総じてアイスランドの海鳥の営巣は失敗していると考えられ、特に南と西の海岸線がそうである。

(*1 パフィンは羽が体に比べて小さいので離陸着陸がとても不得意。パフィンを捕まえるにはタモがあればいいのです)

パフィンの営巣の危機についての記事はこちらこちらから。パフィンについての記事はこちらから。

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次の噴火はカトラかヘクラか、はたまた・・・アイスランドの火山は熱い

アイスランドが熱い?!

7月6日に火山性の震動(?)が感知されて噴火が警戒されたヘクラ(Hekla)山は、7日には沈静化して火急の噴火の危険はなくなった。といっても、周期的に見ればいつ噴火してもおかしくないが。

ほっとしたのもつかの間、8日の夜、今度はミールダルス氷河(Mýrdalsjökull )にあるカトラ(Katla)火山のカルデラの氷河が溶けて大洪水を起こしたもよう。あとでぽっかりと氷河に穴が開いているのが上空から確認されている。

こちらは8日の夜から明け方にかけて(日本時間9日午前5時くらいから昼過ぎくらいまで)地震が観測され、小さな洪水の後に一気に大きな洪水が起こって、環状1号線に架かる128メートルの橋がなぎ倒され流されてしまった。(地図下の×

110715katla_flood

原因はカトラ火山の噴火なのか地熱の上昇なのか調査中だが、どうも噴火ではなかったらしい。しかしながら、カトラ火山の監視を強化するに越したことはないということで、引き続き観察が続いている。カトラ山の噴火は前回は1918年でかなり大きかったらしい。

そうしているうちにこんどは14日、バトナ氷河(Vatnajökull)付近で揺れが観測され、氷河の北西部近隣の湖沼(地図上の×)の水位が70センチ上昇している。マグマが氷底火山で動いている可能性も否めないとのことで現在調査中。このあたりの火山は厚さ300メートルの氷河の下に火口があるので、噴火するとかなりの規模の洪水が起こることが懸念される。

ところで橋をなぎ倒した洪水、住民や観光客は避難して無事だったが、流された道路および橋の被害総額5億クローナ(430万ドル、時価3.1億円)也。アイスランド赤十字では電話1本1500クローナで寄付を受付中。一人当たり1000円の被害。

復旧工事は急ピッチで進められているが、山道の迂回路は4、5時間かかる悪路であるため、現在特殊車両が車や人の搬送にあたっている。

110712car_on_track         トラックで川を渡る車両と、

110712bridge_under_construc 仮設の橋の建設のようす(Molgunbraðiðのビデオより)

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アイスランド、ヘクラ火山は短気な火山。噴火は近い?

ヘクラ(Hekla)火山周辺のセンサーが異常を感知しているとの一報が入ったのが7月6日12時ごろ(日本時間で7月6日21時ごろ)。おニューのセンサーがとてもよく反応しているようです。これが火山の予兆ではないかと世界を騒がせているようです。

Hekla

ヘクラ火山は、昨年噴火して航空網を麻痺させたエイヤフィヤトラヨークトル火山の北に位置し、中世には「地獄の門」と恐れられてきたアイスランドの火山で、ここのところほぼ10年おきに噴火するアイスランドでももっとも活発な火山です。

この火山は通常、噴火の予兆から噴火までが短い火山で、前回の2000年の噴火にはマグマ噴出のほんの1時間半前に地震が観測されています。(1970年のときはたった25分前)もし今回の異常計測が予兆だとすると、これは最も長い前触れであるとのこと。

ヘクラ山では18回の噴火が推測されていますが、いくつかは甚大な被害をもたらした巨大な噴火だったようです。

1510年の噴火は相当強烈で、火山弾が40キロはなれたところまで飛んでいます。1693年の噴火は7ヶ月続き、とてつもない量の火山灰が降り注ぎ火山泥流や津波まで引き起こし、たくさんの家畜や、サケ、マス、ライチョウなど多くの野生動物が犠牲になりました。また細かい火山灰はノルウェーまで到達しています。そして1766年の噴火にいたっては2年にわたって続き、多くの家畜や魚が死に、噴火によって最大50センチの火山弾が15キロ20キロ先まで噴出し、解けた斜面の雪が洪水を引き起こしています。

脅してどうする。

前の噴火からはや11年。いつ噴火してもおかしくありません。噴火するものは噴火するのです。時間と規模の問題ですね。

どうぞ、お手柔らかに。

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パフィンに、キョクアジサシに未来はあるのか~アイスランド営巣地の海鳥の危機2011

パフィンやキョクアジサシ(極アジサシ)の生態に危機が訪れている。

パフィンやキョクアジサシが毎年飛来し大きな営巣地となっている南西アイスランドでは、近年そのえさとなるイカナゴなどの生物圏の変化により、営巣地の雛たちは餓え、繁殖に失敗している。今年は巣作りさえも始まっていない地域もあるという。

アイスランド環境省は海鳥資源の減少を憂慮していよいよ営巣地の土地の所有者たちに採卵や捕獲を制限または中止するようにと訴えている

パフィンの世界最大の営巣地ウェストマン島では、5月半ばを過ぎると巣作りがはじまるというが、まだとの気配はないという。パフィンは繁殖期以外は洋上で生活するが、営巣地に到着しても親鳥が食べられなければ巣作りは始まらない。2011年の営巣時期が振るわなければ7夏連続の失敗になるという。

パフィン営巣地存続の危機ということで、今年からパフィン狩りは禁止されることになった。もし今後2世代にわたって標準以上の個体の繁殖が見られ、その雛たちが2-3才になるころに再開の可能性はあるとのことである。

ウェストマン島では8月始めの夏祭りにパフィンを食べる習慣があるとのこと。寂しい夏をむかえることになるだろうが、鳥たちの未来の為にじっと我慢で過ごして欲しい。

またキョクアジサシの営巣も深刻である。

南西アイスランド、レイキャビク海岸からも見えるスナイフェルスネス半島はキョクアジサシの営巣地の一つだが、6月に入ってここもまだ巣作りがみられないという。

北アイスランドでも南部ほどではないが食料のイカナゴの減少はやはり厳しく、追い討ちをかけるように、今年は5月にはいってからの突然の寒波で営巣が中断され多くの海鳥が巣を放棄しているという。

キョクアジサシは世界の20-30%がアイスランドで繁殖するというから絶滅の危機ともいえる深刻な状況である。

Island_birds          キョクアジサシ、パフィンの最大の営巣地がある

食糧のイカナゴの減少には海水温の上昇や藻の繁殖による海中の酸素の減少などが要因になっているのではないかといわれている。これも地球の温暖化によるものだろう。

おいしいキョクアジサシの卵を啜るのもパフィンの肉を食べるのもアイスランドの文化。ちょっとまて、というしかないが、わずか30万人の排出するCO2が鳥たちを餓えさせるほどに地球環境に影響を与えたとは容易に考えられない。

今年の電力不足は確かに心配だが、パフィンやキョクアジサシの為にも冷房の設定温度を上げてみる。人は困らないと贅沢が止められない、困った生き物だ。

愛するキョクアジサシよ、パフィンよ、ごめんね。

以前のキョクアジサシの記事はこちら、パフィンの記事はこちらこちらから

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世界一平和な国、アイスランド(Global Peace Index 2011)

活発な火山活動にも関わらず、経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)はアイスランドを2011年の世界一平和な国とランク付けしました。(2011.5.27発表)

発表された世界平和指数(Global Peace Index)は毎年計算され、G8サミット開催に合わせて発表しています。

Globalpeaceindex2011

アイスランドは2008年の銀行破たんの前まではトップを飾っていましたが、なべやフライパンをたたき鳴らして蜂起した「なべかま革命」が起きて政府が倒れたのを受けて4位に転落していました。

アイスランドの後には、ニュージーランド、日本、デンマーク、チェコ、おオーストリア、フィンランド、カナダ、ノルウェー、スロベニアが続いています。

反対に北朝鮮、アフガニスタン、スーダン、イラク、ソマリアは最も平和ではない国にランクされています。

平和指数の計算は23の項目に基づいて行われ、軍事費から犯罪率、隣国との紛争などもすべて計算されるとのこと。

Icesave問題はあまり問題にならなかったみたいですね。

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アイスランドの新たな火山(Grímsvötn)噴火始まる

アイスランドの火山がまたもや噴火!
こんどは Grímsvötn (グリームスボトン)というバトナ氷河の火山です。(読み易くてよかった~)

2011年5月21日土曜日の17:30(現地時間)に噴火が始まり、21:00ごろには頂上の氷河を突き抜けて火山灰が高度20キロメートルに達し、アイスランドの空に広がっていきました。

110522grimsvotn_eruption

今回の噴火はここ100年でもっとも大きな噴火となったようで、昨年のEyjafjallajökull(エイヤフィヤトラヨークトル)の噴火よりもマグマの量も火山灰の量も多く、アイスランドのいたるところに飛び散っています。

翌朝7:00には地元のキルキュバイヤルクロイストゥル(Kirkjubæjarklaustur)が視界ゼロ、真っ暗になり(この時期のアイスランドはとっても明るいはずなのです)14:00くらいまで出歩けなかったとか。

その噴煙は遠くフーサビクでも観察できたとのこと。アクレイリにも灰は到達し、レイキャビクには20:00ごろに観測されたとのことです。

この影響で22日はケプラビーク国際空港の閉鎖が決まりました。

この火山は60年から80年周期で活発に活動する期間と、あまり活発でない期間(閑静期)とを繰り返しています。この閑静期では1998年、2004年のように小規模な噴火を周期的に起こすが、3回から4回に一度は今回のような大きな噴火をするといいます。想定内とはいうものの、さすがに今回の火山灰の高さには驚いているようです。

火山灰は21日には高度20キロまで吹き上げられましたが、22日朝には15キロメートルになり、夕方にはすでに前回の噴火と同レベルの10から11キロメートルまで下がっています。火山灰の飛散は何日も続かないだろうと予想されますが、そこは自然のなせる業。

(追記)ただし今回の噴火の火山灰は昨年のエイヤフィヤトラヨークトルのものよりも重いので、昨年のように高く舞い上がって問題をおこすものではないだろうということです。

110522grimsvotn_eruption2      高々と吹き上げられ四散する火山灰

220522darkness1      火山灰であたりは真っ暗闇に

220522darkness2      家畜の上にも火山灰は降り積もり

220522darkness3_2 牧場は家畜の屋内退避を急ぐ(Iceland Review掲載ビデオはこちら

火山灰には汚染物質などは含まれていませんが、部屋の窓やドアはしっかり締め切ることが勧められています。それでも火山灰は入り込んでくると言うので、厄介なものです。

ちなみに、この火山は昨年の噴火とは独立した活動をしていて、もちろん多くの方が恐れるカトラ山の噴火とも連動してはいませんのでご安心を。

あらためてアイスランドのみなさん、お見舞い申し上げます。

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