経済・政治・国際

観光立国アイスランド、観光業がついに輸出品目のトップに

最新のデータによるとアイスランドでは、観光業が初めて漁業を上回る、最大の輸出品目となった。(約24億ドル、27.5億クローナ)

アイスランドの漁業は第2位の輸出品目となり、27.2億クローナ。

アイスランドは2012年にヨーロッパ中で一番外国人観光客の伸び率が高かったという。2013年の75万人の観光客は新記録で、人口の2.5倍がアイスランドに遊びに来ているということになる。

昨今は、グトルフォスもゲイシルも混雑(?)しているようだ。 アンビリバボー!

Gullfoss
      5月の雪解けの頃のグトルフォス すごい水量だね

ご無沙汰しておりましたことを、深くお詫び申し上げます

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アイスランドの歳入創出、また増税?

あまりの暑さに選挙後の日本の行方に関する話題が吹っ飛んでしまったかに見えますが、ちょうど選挙結果がでたころ、アイスランドで物議をかもしたIMFによる税制見直し談義である。

IMFはアイスランド政府に食品のVAT(付加価値税)を25.5%にアップして歳入を増やすことを提案した。そして現在7%の付加価値税の製品の付加価値税を引き上げて最低付加価値税段階を廃止しすることを提案(→14%と25.5%にするということかな)

Dairy_products_2        スーパーの乳製品コーナー。部屋ごと冷蔵庫になっている

アイスランド政府はIMFの専門家に、税制について見直し国家歳入が国内総生産の1から2パーセント増加させるにはどうしたらいいか提案してもらうようお願いした。

IMFは税制は基本的に健全であるとした。いくらかの改善点を提案しながら。その他には資本税を20パーセントに引き上げ、375000クローナ(USD 3,000, EUR 1,400)以上の所得者に高額所得税の47%を課すことで税制段階の数を減らすことを提案している。

これに対して首相はとんでもない(out of the question)といっている。でも聞いてみるのはいいことだ、と。

あれ、いい迷惑はIMF?

でもアイスランドのすさまじい税制の一端を垣間見ることができましたでしょうか。昨年秋からの新税制に関する記事はこちらから。

ちなみに、7月13日には、IMFが入っている建物の周りを100人あまりのデモ隊が取り囲み、また例によって鍋ややかんを叩いて「IMFは出て行け~」と訴えたという。警察官は静観していたが、エキサイトしたのが赤いペンキをIMFの建物に吹き付けて捕まった。

たくさんの観光客が立ち尽くして見物していたという。(ああ~これが無血「なべやかん革命」の残党だな~と)。

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アイスランド巨大火山、カトラ山噴火連動の兆候は無い(Iceland Review)

アイスランドのオーラブル・ラグナル・グリムソン大統領がEyjafjallajökull (アイスランド地名辞典にはエイヤフィヤトラヨークトルと読み仮名がついているらしい)の噴火は「ほんのリハーサル」でより危険なカトラ火山の巨大噴火を引き起こす可能性がある、とBBCのインタビューに答えたことが国内外で波紋を呼んでいる。

不用意な大統領のコメントを非難する声が上がっている。このインタビュー以降アイスランドへの旅行者のキャンセルが相次いでいるらしい。

この状況に対し大統領は「BBCでも他の国でもカトラ火山の噴火の恐れについては前から論じられていたんだから、何が原因でそんな極端な反応があったのかわからないじゃないか。」とコメントしている。

ところでアイスランドでは、4月12日に9巻2000ページにわたるアイスランドの経済破綻の真相究明レポート『Iceland Crisis Report』が特別調査委員会から発表されてベストセラーになっているが、その中で大統領も危機回避の責任を問われている一人となっている。

そこから教訓を得て大統領は「危険性のある脅威については指摘すべき」なので、自分がカトラ火山の脅威について語ったことは正しかったといっている。「アイスランド国民はここ数年の経験から、経済であろうと自然であろうと危険なことは用心すべきであることを学んだはずだ」とコメントしている。

しかし旅行関係者からは「大統領の言い方をみるとどうもわかっちゃいない。地球科学に関することは、科学者に客観的な情報をコメントさせればいいことなのに。」と批判の声。観光で外貨を稼ぐ国の大統領があえて恐怖をあおらなくても、専門家に任せればいいのだ。

エジンバラ大学の火山学教授ソルバルドル・ソールザルソン氏は、カトラ火山の噴火の兆候を示すものは何もない、とインタビューで20日夜に語っていた。

教授は、カトラ山は過去21回の噴火が記録されているが、Eyjafjallajökullエイヤフャットラヨークルはたった3回しか噴火していない。だからかつてカトラがEyjafjallajökull に連動して噴火したというのも偶然かもしれない、と語っている。

ところでこの大統領は、かつては、現在経済破綻の真犯人と目される銀行の大株主と派手なパーティーをやったり、Icesave法案に拒否権を発動したときは、海外メディアが注目しているのに不適切なコメントを出したと批判されたり、なにかと物議を醸すことで有名な大統領である。

おかげでカトラ火山がたちどころに有名になって、まあ、かつてはアイスランドという名前さえ日本のネットでは少なかったのに、ここ数日「カトラ」の名前があるわあるわ・・・。Island_volcano_maps

カトラ山の位置はこちら。Map_myndalsjokull_info_s2

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IMFにIcesave返済を約束?アイスランド野党が噴火

こんなジョークがイギリスやヨーロッパで飛び交っているという。「親愛なるアイスランドよ、よこせといったのは、灰(ash)じゃないよ、お金(cash)だよ。(Dear Iceland, we asked you to send CASH not ASH! )」

Icesave_logo 実はアイスランド国内は別件でまた噴火。IMFの支援が決まったと喜んだら、こんな舞台裏があった。そう、イギリス、オランダの皆さん、お金も返ってくるかもよ。

「政府はIMFとIcesaveは別問題だといっていたのに、Icesaveの元金だけでなくて利息まで支払うと表明してしまった!」と独立党と進歩党の党首たちは政府与党を非難。

16日にIMFの拠出が決まったのだが、それに対してアイスランド政府は、経済安定化プログラムのこれまでの努力結果と今後の目標を述べる意思表明(declaration of intent)の中の特別条項で「アイスランドはイギリスとオランダ政府にランズバンキのIcesave預金者に支払った費用を、「通常」利率で支払う」と言及している。

「アイスランド政府はイギリス、オランダに、みんな満足いく合意に到るなら、これまでIcesave問題に掛かった費用を考慮し通常の利子も受け取ることもできると約束する。また、アイスランドはこの件について法的経済的義務を果たすように、できるだけ早くイギリス、オランダ政府との交渉を完結させる用意がある」と述べているという。

IMF理事会はアイスランドがIcesaveの項目を意思表明に入れるまで経済安定化プログラムの審査を行わなかっただろう。Iceland Reviewの記事より)

と結ばれていた。IMFは「Icesave問題と支援金拠出は関係ない」、といっていたはずなのだが、裏ではIcesave何とかしないとお金貸さないぞ、と言ったのか、アイスランド政府が空気を読んだのか・・・。

国民投票では否決したが、遅かれ早かれ、国際社会の力関係か倫理的義務感で、アイスランド政府はIcesaveが与えた迷惑の後始末をお金でしないといけなくなるのだろう。

でも実は、大多数のメディアの報道は報じないのだが、アイスランド政府にはIcesave救済金を支払う義務がないかもしれない、という、一度は世界にわかって欲しい事情があるのだ。それは別の回に。

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IMF、アイスランドの支援を承認(Iceland Review)

火山の噴火に同情するかのように、Icesave問題や様々な状況から延期になっていたIMFの再支援が決まりました!shine

Imf_logo IMF理事会は、アイスランドの経済安定化プログラムの第2回目の審査を承認。財務大臣ステイングリムル・シグフースソン氏は「これでアイスランドの状況はがらりと変わる」、と喜びのコメントsun

この承認でアイスランドは約1億5900万ドルの拠出を受けることができることになっていた。「このような高さまで外貨準備高を強化できるチャンスを持つことができて、我々は助かる。これから数ヶ月のみならず2011年2012年までやり過ごすことができると思う。これで避難所を手に入れたようなもの、いい立場に立つことができそうだ。」と財務大臣は語る。

これによって、主要金利の引き下げ、通貨の安定性を促進、クローナに対する評価のアップも期待できる。また、国の格付けにもいい影響を与え、経済安定化プログラムの信頼性を上げ、海外の金融市場やその他の分野にも道ができるかもしれない、とプラスの影響が様々な方面ででてくることを期待している。

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Icesave未解決「問題ない」EUとIMFからのコメント(IcelandReveiw)

ほっとするコメントが欧州委員会、IMF(国際通貨基金)、ノルウェー外相から寄せられている。

Globeeurope_is 欧州委員会EU拡大担当の委員、ステファン・フーレ(Stefan Fule)氏(最近変わったらしい)はEUの外務委員会の席でイギリスとオランダ当局者に、アイスランドのEU加盟協議の道を邪魔しないようにと薦めた。
フーレ氏はアイスセーブ問題はアイスランドのEUへの加盟可能性とは関係ないし、3カ国は加盟協議と平行して相違点を話し合うことができるでしょ、と言った。

IMF(国際通貨基金)のカーン氏は、IMFは「アイスランドを支援することを公約している」、イギリス、オランダどのアイスセーブ問題は「プライベート」な問題だとコメントしている。

ノルウェー外相のヨーナス・ガール・ストーレ(Jonas Gahr Stoere)氏はアイスランドへの要求を和らげ、Icesave問題の解決がなくてもIMFを通じてアイスランド国にローンを拠出する可能性を考えている。ノルウェーの新聞ではアイスランドにIMF緊急援助計画の他にEUとの協力でアイスランドに拠出することも話し合っているととも伝えている。
「ノルウェーの援助はIMF計画と密接なかかわりがあり、その計画では、アイスランド側が条件を満たす限りアイスセーブ問題とは関わりないようだ。
北欧諸国はIMFで話し合われたことに対してはいかなる状況であっても反対するべきではない
(ノルウェー以外は支援はIcesave問題解決次第だという立場だが)」と強調する。

また「イギリスもオランダもIMFがアイスランドを支援するのを妨害することはないんじゃないの」、とコメントしている。

ちゃんとアイスランドの努力を評価して公正に判断してくださるのはありがたいですね。

またStandard and Poor'sという信用格付け機関は、今回の国民投票の結果でアイスランドの格付けのダウングレード(格下げ)はしないと判断。アイスセーブの話が進むか、支援をもらって経済が安定するなら現在のレベルで格付けは安定している、とコメントしている。今の格付けは、BBB-/A-3だそうだ(ジャンクレベルの一歩手前)

その後、まだIcesave問題の協議の再開のニュースは入ってきませんが・・・。

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悲しいアイスランド国~国民投票否決の果てに~(IcelandReveiw)

アイスランドの国民投票によってIcesave法案が否決されると、悲しくも孤立へ追い込まれるであろうアイスランド人の、思いを代弁した記事があった。

オランダとノルウェーの外務大臣はIcesave法案が否決されればアイスランドを見下し、脅迫さえしてくるように思われる。

オランダ外務大臣は土曜の朝に、アイスセーブ問題はアイスランドがEU加盟を求める交渉を認めるかどうか決めるのに重要であるといっている。EU加盟にIcesave問題を連結して語るのはこれが最初ではない。しかし、今オランダの大臣が今それを持ち出して脅しても無駄。アイスセーブ問題に曇った60~70%のアイスランドの人口がEU加盟に反対に回るであろう。

ヨナス・ガール・ストーレ、ノルウェー外務大臣は、ノルウェーはアイスランドにこれ以上お金を貸さないだろう、といった。(先日は貸してくれそうな事を言ってたのに・・・)その理由は、「アイスランド人は1991年以降の選挙で、この国を今の状況に追い込んだ政治家を選び続けている。アイスランド人は認識していないようだが、民主主義では自分たちが選んだ政治家に対する責任がある。」と語り、私はノルウェーの納税者にこんな馬鹿げた負担をさせたくないが、アイスランド人にはお金は貸そう、といっている。

こんなコメントを聴けばアイスランド人は益々世界から孤立したように感じる。元の味方が、「正しい」選択をしなかった、同じ仲間じゃないとアイスランド人をなじっているのだ。

この孤独感は、イギリスの首相ゴードンブラウンと財務大臣アリステア・ダーリングが2008年10月にアイスランドを突然「テロ行為」の主犯者にしたときから始まっている。一つの国が自国にいながら何が起きているのか全くわからないまま、気が付くとビン・ラディンや国際的なテロリストの仲間入りしたことになっていた。

イギリスはアイスランドに対して対テロリスト措置をとってランズバンキ銀行(アイスセーブ口座を開いた銀行)のイギリス国内の資産を凍結した。ダーリングがアイスランド財務大臣がアイスランドの義務を果たさないといったと非難したが、それが裏づけできる証拠はないことはわかってきた。この敵愾心いっぱいの行動が、本来Icesave預金者の弁済に充てるべきランズバンキの資産価値を著しく損ねたことは間違いない。(かなりの返済に充当できると考えられていたのだが・・・)

その行為だけでも、イギリスはアイスセーブの借金に対して責任を分かち合うべきである、とアイスランド人は思っている。

欲望と無責任の塊と化したランズバンキ銀行の元頭取親子の横行に、3つの国の運命が翻弄されている。これはテロには間違いないかもしれないが、矛先が違う。非難されるべきは人々が持つ欲望そのものではないか。

穏やかな解決にはいずれ痛みは分け合わなければなるまい。罪なき者が石を投げよ、と言った人がいる。

070903akranesrainbow
虹をくぐるといいことがあるという。。。


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Icesave法案、アイスランド国民「満場一致」で否決される模様(Iceland Reveiw)

Icesave問題をめぐるアイスランドの国民投票は、98%近い人たちの「No」で決着がつく見込み。といっても、否決されることは投票を行うまでもなく結果はわかっていた。

当日のIceland Reveiwにとても明確なアイスランドの立場が書かれていたので、それを引用したい。

だれも問題にしないのだが、そもそもランズバンキ銀行がイギリスやオランダで開設したIcesave口座は非常にアブナイ口座だった。イギリス財務当局がランズバンキ銀行に、イギリスで支社を出して預金者を引き受け、当地の預金者補償基金で預金者を守るように再三プッシュしていたが、聞く耳を持たなかった。(オランダについてはもっと悲惨な事実が書いてあったが、私にはよく理解できない。)

アイスランドの3大銀行が倒産し、預金者補償基金が払いだせるのは請求者の1%にも満たなかった。さらに、預金者の最低補償金というのは合計するとアイスランドGNPの60%ちかくになりる。イギリスは当初、アイスランドの代わりに預金者救済に払い出した全金額に5.55%の利子をかけて返済を要求したが、その利子だけでアイスランドの毎年の社会保険サービスの3分の1になり、30%の家庭が経済的困難に直面することになり、アイスラドは3年間に渡り(修正)25%の歳出のカットを迫られる。

大きな国にとっては53億ドル(約4800億円)はたいした金額ではない。しかしたった30万人の小国にとっては、一人当たりの借金が6万ドル(550万)相当になる。

ほとんどのアイスランド国民はIcesave問題が解決することを望んでいるし、最低限の補償は返済されなければならないと思っているが、ただフェアに扱って欲しいと願っている。その「フェアである」とは、支払い能力のない破産国家が支払いができるような条件であること、である。とコメントは結ばれている。

アイスランドが懸命にIcesave問題の解決をしたかったのは、アイスランドの国際的信用を保ち、IMFをはじめとする各国からの支援を得て早く金融危機の淵から国を立ち直らせたいと願ったからだ。EU加盟を急いで進めようとしているのもそのためだ。首相も財務大臣もそこで苦悩する人となったのであって、けしてアイスランドの「敵」の味方になりたかったわけではない。

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Icesave法案決する国民投票実施まで秒読み・・・(IcelandReview)

いよいよアイスセーブ(Icesave)法案の法制化の是非を問う国民投票が2010年3月6日土曜日、明日に迫った。

アイスランド国内では海外の報道陣の受け入れ態勢などの準備が外務省で始まり、市民にはIcesave問題のルーツとなったランズバンキ銀行の破綻の顛末やらこれまでのIcesave協議の流れやら、一票を投じるための判断材料としてまとめた冊子が2日戸別に配布された。

国民投票までに最良の条件でIcesave問題に決着をつけたい、と、Icesave交渉団は最後の一瞬までがんばる決意でいまもロンドンに滞在しているけど、昨日の会議でも明確な結果が出なかった。どうもイギリスもオランダも様子見をしているみたい。

最新の世論調査では74%がIcesave法案に反対、19%が賛成、8%が白紙投票すると回答。このままでは、間違いなくIcesave法案は不成立。

951230laekjatorg先日アイスランドもどっさり雪が降ったらしい。古き良き時代の写真です

わからないことが2点

1.「No」といったらどうなるのか?
私にもわからない。借金を返済しない国として国際的な信用を失い、国の格付けが低くなる(すみません、このての話は暗いので)とか、IMFがお金を貸してくれないEUに加盟したくても加盟させてもらえない、などなどの影響が憂慮されているようですが、ほんとうにそうなのかしら
かなりの確立で、銀行の借金のために税金を払っている世界の人たちが、私もNoと言わせて!と思うに違いないことだけは、よくわかる。

2.どこまでの「No」なの?
アイスランド人がこの国民投票で「No」という結果をだすことで、この問題をどこまで白紙にするつもりなのか、私にはわからない。①Icesave預金者への補償金を税金で払うつもりは毛頭ないぞ。というメッセージを送るつもりなのか、②その気はあるけど、今の条件じゃ到底納得がいかない、というつもりなのか。国政の責任者は後者なんだけど、国民の気持ちとしては前者だと思うんですが。

世界がアイスランドに同情すること

イギリスの時事評論家(Matthew Lynn、Bloombergのコラムニスト)のコメントでは、アイスランド国民は「No」というと払わなければならない犠牲も多いけど、それでも言うべき理由が4つある、と語っている。評論家の言うことを鵜呑みにするのも危ないけど、気分が良かったので抜粋しました。

①アイスランド市民の責任ではないなんで無責任な経済エリートの引き起こした混乱を勤勉な人々が始末しなければないのか、アイスランド市民が銀行を支援できないからといって責めることはできないだろう。
Icesave預金者に緊急救済措置(bailout)を行ったのはイギリス・オランダ政府だろそれ自体が問題あとでアイスランドが返してくれるだろうからとりあえず国民をなだめておこう、と考えたのが甘かった?)だいたい補償も含め営業を許可した責任は国にあるだろ。
預金者はおばかさんだった。外国の高い利子の銀行口座に預金するにはリスクがあるのは当たり前だろう。(この人たちは、その預金を補償してくれたお金を返済することになるアイスランドの納税者(のほとんど)よりずっとリッチな人たちに違いない)。
これは世界の問題だ。銀行のツケはほんとうに納税者が払うべきものなのか、世界中の為政者は考慮すべきことではないのか。

またイギリスのマスコミ関係者(Kevin Doran、イギリスのマスコミ企業)はアイスランド政府を非難。なんでもっとマスコミを使ってアイスランドの願うIcesave合意について宣伝しなかったんだ」。イギリスにも善処する準備はあったはず。アイスランドがイギリスの要求を蹴ったということは大々的に報道されたが、アイスランドが何を要求したのか、何を思っているのかについてはほとんど報道されていないという。いきなりアメリカのアドバイザーをつけて、ケンカ腰だと思われてもしょうがないだろ、とも。

アイスランド人はあまり器用ではなさそうなのは認める。でも、私的なコメントなんだけど、ランズバンキ倒産でいきなりテロリスト国家として法的措置をとったイギリスって、もしかしてタラ戦争の恨みを引きずってない?そんな国がどうして黙って善処する気があると思われるか、おいこら。

「アイスランドは国際的義務を果たします」

アイスランド外務省が発行したアイスセーブ問題についての概況報告書(factsheet)は、この言葉から始まっている。そして、「政府はひきつづき全力でアイスランドの国際的義務を果たします」と締めくくられている。

私がアイスランドをえこひいきしているからだけなのか、なんとかアイスランドの本音を覚えておいて欲しいという誠意を感じる。国家の良心に反してことが進んでいることへの切ない思いを感じる。

ちなみに、Icesave問題で生じた負債は、イギリスで23.5億ポンド、オランダで13.3ユーロ、あわせて約53億ドル。アイスランドの2008年のGDPはIMFによると約175億ドル。2009年はマイナス8%の見込み。

独り言。天は何をアイスランドに語るつもりなのか、語らせるつもりなのか。

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Icesave問題再交渉、決裂か(IcelandReview)

Icesave_logo_2 オリンピックも終わったことだし、悲しいお知らせです。

2月25日、アイスランド政府は、オランダとイギリスのアイスセーブ(Icesave)合意*についての話し合いが物別れに終わったことを発表しました。

3つの政府の代表はここ2週間断続的にロンドンで会合を開いたが、Icesaveをめぐる国民投票までの期間に新しい合意に到達できる見込みは今のところなさそう。

来る3月6日、アイスランドの有権者は昨年夏にイギリスとオランダ政府との間で合意したIcesave合意の条件を認めるかどうかの投票を行うことになる。昨年末にアイスランド議会で可決したこの条件の法的承認は、アイスランド大統領の判断(拒否権発動)によりこの国民投票にゆだねられるようになりました。

国民投票となれば、現行のままでは否決されるのは明らか。そのために政府間での再交渉で、国民投票を回避できる、アイスランド国内の理解を得られる条件を協議していたところだった。イギリス・オランダはしかし強気の「最終オファー」を提示、それを検討したうえで提出したアイスランド政府の条件は受け入れられなかったようです。債務不履行になると、イギリスもオランダも困るのですが・・・。

ようするに、金利が高すぎるからどのくらいまで下げてもらえるのかの交渉でした。アイスランドの野党の中には、イギリスとオランダ政府をアイスランドの納税者から儲けようとしている、と非難する声も。

*破綻したランズバンキのIcesaveに口座をもつ自国の預金者救済のためにイギリス、オランダが払い出した50億ドル相当額に、3カ国間でアイスランド国が返済をする条件を定めようとしたもの。イギリス・オランダの貸付額(=預金者救済総額)はアイスランドGDPの3分の1にもなるという。

以下は、Iceland Reveiwからの抜粋を訳した、交渉の概要がわかる記事です。経済オンチの私はコメントしないほうがいいので、理解できる方は参考にしてください。

イギリス当局者はファイナンシャル・タイムス(FT)に、アイスランドは「返済条件を緩和するオファーを拒否した」と話した。どうもイギリスとオランダは返済に2年の利子猶予期間を提案していたようで、これは大統領が拒否した合意より6億ドル(4.4億ユーロ)の価値があると見積もられ、LIBOR(ロンドン銀行間出し手金利)よりも2.75%高い程度の利子率の削減になっている。
イギリス当局者はこのオファーを「この上なく寛大」であると説明している。短い期間ではこの条件は先の合意に含まれていた5.55%の利子より低かっただろう。

FTによると、イギリス公庫 は、イギリスとオランダは「これまで1年半のなかの最大の努力」にもかかわらず、アイスランドが「我々の最良のオファーを受け入れられない」ので「失望」したと語っているという。また、アイスランはこの利子はまだ高すぎて、合意のための国内の政治的支持を確保できないという理由で拒否したと報道している。

アイスランド国内紙は、アイスランド交渉チームは3年間の無利子期間と、2012年の2.5%から2016年の3.5%の幅での金利上昇を提案した、とレポート

これはこの期間の有効な利子率はこの期間のものより1%高い(an effective interest of 1 percent over that time period)

先日は、イギリス財務大臣が7年間の無利子支払いでもよいとしているが、オランダがこの提案を拒否していたと報道されている。

オランダ政府はボロボロみたいで、イギリスとオランダ同じ条件で交渉するのはとても大変そうですね。

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