« アイスランド、ヘクラ火山は短気な火山。噴火は近い? | トップページ | カトラ山の噴火はいつ?アイスランドの火山事情を憂える »

次の噴火はカトラかヘクラか、はたまた・・・アイスランドの火山は熱い

アイスランドが熱い?!

7月6日に火山性の震動(?)が感知されて噴火が警戒されたヘクラ(Hekla)山は、7日には沈静化して火急の噴火の危険はなくなった。といっても、周期的に見ればいつ噴火してもおかしくないが。

ほっとしたのもつかの間、8日の夜、今度はミールダルス氷河(Mýrdalsjökull )にあるカトラ(Katla)火山のカルデラの氷河が溶けて大洪水を起こしたもよう。あとでぽっかりと氷河に穴が開いているのが上空から確認されている。

こちらは8日の夜から明け方にかけて(日本時間9日午前5時くらいから昼過ぎくらいまで)地震が観測され、小さな洪水の後に一気に大きな洪水が起こって、環状1号線に架かる128メートルの橋がなぎ倒され流されてしまった。(地図下の×

110715katla_flood

原因はカトラ火山の噴火なのか地熱の上昇なのか調査中だが、どうも噴火ではなかったらしい。しかしながら、カトラ火山の監視を強化するに越したことはないということで、引き続き観察が続いている。カトラ山の噴火は前回は1918年でかなり大きかったらしい。

そうしているうちにこんどは14日、バトナ氷河(Vatnajökull)付近で揺れが観測され、氷河の北西部近隣の湖沼(地図上の×)の水位が70センチ上昇している。マグマが氷底火山で動いている可能性も否めないとのことで現在調査中。このあたりの火山は厚さ300メートルの氷河の下に火口があるので、噴火するとかなりの規模の洪水が起こることが懸念される。

ところで橋をなぎ倒した洪水、住民や観光客は避難して無事だったが、流された道路および橋の被害総額5億クローナ(430万ドル、時価3.1億円)也。アイスランド赤十字では電話1本1500クローナで寄付を受付中。一人当たり1000円の被害。

復旧工事は急ピッチで進められているが、山道の迂回路は4、5時間かかる悪路であるため、現在特殊車両が車や人の搬送にあたっている。

110712car_on_track         トラックで川を渡る車両と、

110712bridge_under_construc 仮設の橋の建設のようす(Molgunbraðiðのビデオより)

|
|

« アイスランド、ヘクラ火山は短気な火山。噴火は近い? | トップページ | カトラ山の噴火はいつ?アイスランドの火山事情を憂える »

Icelandニュース」カテゴリの記事

アイスランド火山情報」カテゴリの記事

コメント

アイスランドのことをよくご存知なんですね。
アイスランドへ行くのが、私の憧れです。
地球は生きているんだ!!って感じたいです。
 

投稿: おとよ | 2011年7月17日 (日) 22時44分

おとよさん、ありがとうございます。地球のエネルギーいっぱいのアイスランド!アイスランド便りのソースはIceland Reviewという英語のニュースサイト、アイスランドを愛す不断の努力の賜物ですsmile
ぜひアイスランドに行ってくださいね!
でもまだ行けそうもないようでしたら、2010年8月の「アイスランド的ニュース2009-2010」(http://icelandlove.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-42be.html
よりInspied by Icelandのプロモーションビデオでアイスランドをエンジョイしてくださいhappy01
また遊びにきてくださいね~

投稿: ふれいあ | 2011年7月18日 (月) 23時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1173554/40792568

この記事へのトラックバック一覧です: 次の噴火はカトラかヘクラか、はたまた・・・アイスランドの火山は熱い:

« アイスランド、ヘクラ火山は短気な火山。噴火は近い? | トップページ | カトラ山の噴火はいつ?アイスランドの火山事情を憂える »