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2010年10月

経済破綻後、家庭生活に幸せを感じるアイスランド人(Iceland Review)

不況、円高、高齢化・・・日本の社会はリーマンショック後暗い話題が目白押しで、家庭生活も明るい話題ばかりではない。でもアイスランドを眺めると、2008年の銀行破たんが家庭生活に及ぼした影響は必ずしもマイナスばかりではないようです。(Icelnad Reveiwより)

ソーシャルリサーチセンターの調査によると、アイスランドでは金融危機のあと離婚が減り、仕事量が家庭生活にダメージを与えることが少なくなり、家庭での仕事を夫婦間でより平等に分担するようになっていった。総じて、2006年の調査に比べると、アイスランド人は家庭生活により満足を感じるようになってきた

男性の就業時間の短縮が家事労働への参加を促進させたこともこの変化の要因だといえる。調査では家庭で夫婦がより平等に家事を分担すればするほど、家庭生活への満足感も増している

とはいえ家事の中心は今でも女性。2005年に女性は平均週に15.5時間を家事に費やしていたが、2010年には13時間に減少し、男性の家事への貢献は週平均8時間であったのが9時間近くに増加している。

家事の分業がより平等に行われている国では家事をめぐる夫婦喧嘩が多くなるといわれるが、アイスランドにも当てはまり、経済破綻以前より家事労働が夫婦喧嘩の原因になることが多くなっている。2005年には「家事の分担は夫婦喧嘩の原因にはならない」と答えたのが39パーセントであったのに対し、今年は20パーセントのみ。同時に「家事労働が原因で年に数回」夫婦喧嘩をする人たちのグループは2倍になり、「月に数回」やっていた人たちのグループも増えている。

これらの変化は経済破綻の結果であるとも考えられ、厳しい経済事情が家事労働についての夫婦喧嘩という形で現れていて、男性が職場での仕事後、家どのくらい余分に家事の分担をするべきかについての男女間での意見の不一致は減少している。

賃金労働についてはアイスランド人は5年前よりも就労時間が減っている。男性の一週間に働く平均時間は52時間から46時間に減少し、女性は2005年の37時間から35時間に減少している。

日本でも男性が残業をやめて家事に参加すると奥さんはハッピー、自分も家庭生活に充足感を感じるようになり、仕事への活力となり職場での生産性を上げているとのこと。幸せの基本はどこの国でも家庭。でも日本はまだまだ経済活動偏重社会、意識改革と質素でも安心に暮らせる社会制度作りが必要かも。

Sweets_shop_4

目抜き通り、ロイガベーグルのお菓子屋さん。子供と大人たちの夢が詰まっている。(本文とは関係ありません)

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