« 羊のイスラム式食肉処理がアイスランドで始まる(IcelandReview) | トップページ | 火山灰がもたらした大豊作(Iceland Review) »

アイスランドのB級グルメ~ピルサ(pylsa) アイスランドホットドッグ

先の全国ご当地グルメの祭典B1グランプリでは「甲府鶏もつ煮」が優勝しました。アイスランドと関係ないって?私もそう思ってました。

大会初日で1位になったこの甲府鶏もつ煮をゲットすべく、2日目は朝の9時過ぎから行列に並び、あまりの暑さで遠のく意識の中で、「アイスランド人は内臓好きだから、鶏のもつ煮はうけるかもしれない!」との天啓が下りたのでした。

Photo                甲府鶏もつ煮

ほんとうにうけるかどうかは社会実験をしてみないとわかりませんが、とにかくアイスランド人の内臓好きとリンクしてわたしがとても元気になったのは事実。いろいろ思い巡らせたんですねぇ。

アイスランドのB級グルメはなんだでしょう?「B級グルメ」と称すべきか悩みはありますが、国民的B級グルメと言えば、やっぱりこれ。

ホットドッグ=Pylsa(ピルサ

家族が集まって、友人たちと、パーティーで、バーベキューで、老いも若きも大好きなホットドッグ。アイスランドではホットドッグを「Pylsa(ピルサ(1個のとき)」 または「Pylsur(ピルスル(2個以上)」と呼びます。ブランド名といっていいでしょう。あまりにも生活に密着しすぎ手軽すぎてB級グルメだぞ、と言えるのかとためらいもありましたが、よく調べてみるとなるほど!

Bæjarins beztu pylsur(バイヤリン ベスタ ピルスル=町で一番のホットドッグ)というレイキャビクのダウンタウンにあるホットドッグスタンドは2006年に英紙The Guardian で「ヨーロッパで2番目に美味しいファストフードショップ」にノミネートされたshineと言われます。このお店、創業は1973年、ビル・クリントンが食したということでも有名。

Baejarins_bezta

アイスランド製のソーセージには牛や豚ではなく(以外にも?)アイスランドが誇る美味しい羊肉が使われています。それが独特の香りとたまらぬ魅力をかもしているのかもしれません。

アイスランドのホットドッグの基本は、直径1.5cmほどの温めたソーセージ細長いパンにはさみ、ケチャップスイートマスタードフライドオニオン生オニオン、それにレモラーディ(remolaði)という白いソースとサウザンアイランドのようなピンクのソースをトッピングしてくれます。もちろん、カスタマイズはOK。この個性を主張できるところもアイスランド人に愛されているポイントかも。

この調味料はどれも辛さも塩分もほんとにまろやか。ケチャップ以外はほとんど主張していません。アイスランド人が辛いの苦手傾向にあるので納得ですが、この非常に微妙な味の違いを分けるというアイスランド人の味覚はたいしたもの。フライドオニオンのさくっとした食感とソーセージのぷりっと柔らかい歯ざわり、そしてその特徴のある風味とと生たまねぎの香りがマッチし、調味料の柔らかな味わいに引き立てられ、忘れられないアイスランドのホットドッグを生み出しているのです。

注文のときは個数とカスタマイズをお伝えください。「一つ(ホットドッグを一つ)、全部トッピングして」欲しいときは「eina(pylsa) með öllu(エイナ(ピルス)メズ オッル)」とオーダーすればよいのです。

|
|

« 羊のイスラム式食肉処理がアイスランドで始まる(IcelandReview) | トップページ | 火山灰がもたらした大豊作(Iceland Review) »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1173554/36843812

この記事へのトラックバック一覧です: アイスランドのB級グルメ~ピルサ(pylsa) アイスランドホットドッグ:

« 羊のイスラム式食肉処理がアイスランドで始まる(IcelandReview) | トップページ | 火山灰がもたらした大豊作(Iceland Review) »