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パフィンが危ない!~南アイスランド営巣の危機

アイスランドのパフィンの存亡が危ぶまれる心配な状況が発表されました。Flyingpuffin

南アイスランドのウェストマン島インゴルブスヘブディ(Ingólfshöfði)岬、ペルペイ(Perpey)などアイスランド南岸の今年の夏の営巣地では、わずかなパフィンの雛しか生き残らないようだ、と南アイスランド自然センターが発表。

センターの職員が調査したすべてのパフィンの穴で卵が放棄されたり雛が孵化後すぐに死んでいることが確認された。

自然センターは、パフィンの営巣はウエストマン島で長年減少していたが、今年ほど酷い状況はなかった、と語る。幸い北アイスランドではまだ良い。

すでに7月半ばで今年は昨年より多くのパフィンが卵を孵化させるのをやめているのが確認されている。この理由は昨年より食料となるイカナゴが少ないためであるとのことである。

Sand_eel_s             パフィンのえさとなるイカナゴ 

パフィンの雛は、孵化した最初の週の成長が食料であるキビナゴの量に依存しているという。アイスランドの海洋調査協会はキビナゴ資源の調査を終了したが、過去2年のイカナゴ資源の再生は資源を維持するのに適切ではない、と発表している。現在のイカナゴ資源は主に2007年からの魚の量に影響をうけ、過去3年を支配してきている。

イカナゴの状況は4箇所で調査された。スナイフェルスネス半島とウェストフィヨルドの間の西アイスランドのブレイザフィヨルドゥル(Breiðafjördur)レイキャネスとスナイフェルスネス半島との間のファクサフロウイ(Faxaflói)、南のウエストマン島(Westman Islends)とヴィーク(Vík)のあたりの水域で調査。イカナゴ資源の状況はファクサフロウイ(Faxaflói)で比較的よいとのこと

Island_sandeel_3 

イカナゴは海鳥、魚、鯨にとって重要な食料である。(Iceland Review)

国際自然保護連合の定義によれば、10年間に20%の生態の減少が見られると、絶滅が危ぶまれるというのですが、アイスランドでは昨年すでに4年間で25%の減少が確認されていました。ほんとうにパフィンの今後が心配です。

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