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アイスランド火山噴火沈静化?~周辺はお掃除開始

アイスランドの巨大火山カトラ山の噴火への連動が懸念されていたEyjafallajokullの噴火は現在沈静化しているようで、火山灰ではなくもっぱら溶岩が現在厚い氷河を北部方面に溶かして流出している。上空からの調査隊は水蒸気が氷を溶かしているところで立ち上っていると報告している。

火口を覆う氷は150メートルの厚さがある。火山は現在3月20日に噴火をはじめエイヤフャットラヨークルの噴火はさらに弱まり、この噴火の前日に終息したフィンヴォルドハウルス火山の噴火と同様の規模になってきている。

さて、何日にも渡り空の便を麻痺させたアイスランドの火山灰は、アイスランド南部の農場にも影響を与えた。火山灰は牧草地に降り注いだが現在のところ被害は限られているもよう。しかし火山灰のおかげで、動物たちが、そして人も不自由を余儀なくされた。19iceland02popup

微小な火山灰はたとえ家のドアや窓を閉めていても、家の中に入り込んだため、ボランティアは屋内外の掃除を手伝った。火曜日の調査では降り積もった火山灰の層はほとんどの地域では薄いとみられている。道は滑りやすく、火山灰は雨にぬれて泥状になっている。

最もひどい被害は噴火の最初の日に洪水の被害をこうむった南部アイスランドで名高い農場である。そのÓlafur  Eggertsson はアイスランドでは数少ない穀物生産に挑戦する農家であり、とうもろこしの栽培の試験栽培を行っていた。現在彼は夏場の牧草の不足を心配し、畜牛を売りにだすような方向である。
その他の農場では、噴火が与えた痛手にかかわらず、踏みとどまってがんばる覚悟である。(Iceland Review)

噴火の家畜への被害を最小にするために、家畜のうち出産を控えているもの、出生後間もないものは屋内へ集められたり、近隣の農場に避難させられたりしている。

火山灰は土壌に混じれば肥料になり、土地が豊かになるという。厚く積もった火山灰はコンクリート状になるが、割って砕けば肥料になるという。しかし・・・うっとうしいだろうなぁ。まず今年の牧草の生育はあまり期待できないでしょう。

23日にはケプラビーク空港が一時火山灰のため閉鎖になり、北部のアクレイリへ急遽飛行機が着陸することになったこともあったが、レイキャビク方面への影響は出ていない。火山噴火による大気汚染については、火山より東部に80キロ離れたキュルキュバイヤルクロイストゥル(Kirkjubæjarklaustur )で微細火山灰の含有量が危険値以下であった。汚染の最大値はレイキャビクの交通渋滞時の排気ガスのレベルだというから、それほどの被害ではなかったようです。

噴火以降の火山(噴煙のなかで発生する稲妻!)と周囲の様子を伝える大きな写真はこちらからみられます。

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