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レイキャビクは湯煙の中、水泳するには最高の都市

今日は国民投票の日。ヨハンナ首相は投票には行かないと言っている。せっかく交渉を有利に進めるチャンスだったのに叶わず、駄目だとわかっている法案を駄目だといって何になる、と。そんな日はゆっくりスイミングプールの温水ポットにつかって疲れを癒されるのがよいでしょう。

今日のお題は決まっていた。こんな日は温泉に限る。

Business Traveler(ビジネストラベラー)という雑誌に、レイキャビクは世界一水泳をするのに良い都市に挙げられた。レイキャビクに続いてトップ5にランク・インした都市は、ブダペスト、シドニー、バルセロナ、そしてラスベガスである。

レイキャビクが最高の都市だとされたのは、首都圏にたくさんのスイミングプールがあるだけではない、ブルーラグーンが近くにあるからだ。

Bluelagoon

アイスランドは、小さな町にもアウトドア温水プールが必ずある、といえる。そして、温水はもちろん豊富な温泉水。Business Traveler誌では真冬の真っ暗闇の中で泳ぐことを薦めている。運がよければオーロラが見えるかもしれない。温かいポットにつかりながら湯煙のむこうに静かにはためく壮大なオーロラショーを眺めるのは格別だろう。

温泉水のプールには、たいてい25mくらいのプールがついている。大きいところはウォータースライダーが子どもたちを楽しませてくれる。ジャグジーのついたプールや、サウナまであるところもある。

そして必ずあるのが、温水ポット。直径3メートルほどの風呂桶のようなプールで、湯船に浸かっていると、よく「どこから来た」とかなんとか尋ねられる。向き合ったひととふと話がしたくなる、そんな距離感とぬくもりなのだ。

アイスランドの政治家は朝一番にプールに行って、そこで市井の声に耳を傾け思索をめぐらすという。

先月初めに81歳で他界した元首相ステイグリムル・ヘルマンソン氏は、レーガン・ゴルバチョフ会談がレイキャビクで開催されたときのアイスランド首相であったが、この会談について世界のメディアがインタビューを求めたとき、スイミングプールで水着姿だったという。

そのことに話題が及ぶと、最もアイスランドらしさを示した、まことにアイスランドを愛した人だったと、人々の記憶に今も生きている。彼は非公式だが最初に来日したアイスランドの要人であった。その心の中に日本とアイスランドのどんな未来の姿を思い描いたのだろうか。

今日は国民投票の日。あの世でも、アイスランドの行く末をしかと見守って欲しい。合掌。

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