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Icesave問題、英蘭との再交渉へアイスランド与野党が合意(IcelandReveiw)

2月8日、アイスランド政府と議会野党がIcesave債務でイギリス、オランダと交渉を進めるための論点の合意に至った。

財務大臣Steingrímur J. Sigfússonは楽観的で、これでIcesave問題は解決する、とほっとしている。野党のリーダーは喜ぶのはまだ早いぞ、といっているが、なんといってもアイスランド国内での与野党の合意がイギリス、オランダとの交渉再開の条件であったので、大きな第一歩である。

独立党党首Bjarni Benediktssonは言う。次にやることは、アイスランド人はアイスランドで支持されない合意には応じないというメッセージをイギリスとオランダ中に広めることだ。イギリス、オランダがアイスランドの考え方に対して公正に理解を示していくつもりであると表明するまでは、うまくいったとはいえない。

与野党合意に至った背景には、アドバイザーを雇うことに決めたことがある。Lee C. Buchheit氏というアメリカの法律事務所の共同経営者で国家負債や国民の義務について専門家である。政府が雇った元OECD事務局長、カナダの政治家で法律家であるDonald Johnston氏とともにアイスランドのアドバイザーを務めることになった。

イギリス、オランダは仲介者を立てるのはいやだというから、せめて知恵をつけなくちゃね。

今後の目標はいかに金利コストを下げるか。そのために
1.早く返済を開始したい。英蘭合意では2016年から返済開始としているが、金利は2009年からカウントされるので、それ以前に始められるかどうかで返済金に差が出る。
2.いかに貸付金の金利を下げるか。イギリス・オランダは5.5%で貸付けたいらしいが、安くあげる方法を模索する。

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ダウンタウンを臨むランズバンキの温度計(95.12.30)

アイスランドに同情するノルウェー
ノルウェーの財務大臣は、ノルウェーがアイスランドのIcesave債務を支払い、アイスランド国家にイギリスやオランダよりも遥かに低い金利で貸付を行うことにやぶさかではない、との見解を示している。アイスランドに対してノルウェーの与野党が一致して気の毒に思うようになったようです。

ノルウェーはこれまでもIMFがIceave問題が未解決だからと(圧力が加わったのでしょうが)アイスランド融資のための審査を滞らせている中で、ノルウェーは遅延なく払い出したいという意向を示している。

アイスランド政府としては、イギリスやオランダが提供するローンよりも2%ほど低い金利で提供してほしいと期待しているが、今後の交渉しだい。

やっぱりアイスランドの故郷、同じバイキングの血を受けつぐ同士ですねぇ。

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