« Icesave問題、英蘭との再交渉へアイスランド与野党が合意(IcelandReveiw) | トップページ | バンクーバー冬季五輪に5人のアイスランド選手団 »

ハイチ被災家族をアイスランドが受け入れ(IcelandReview)

アイスランドの社会問題相(Ministry of Social Affairs)の申し出により、10名から20名のハイチの被災者をアイスランドで受け入れることになり、来週にはアイスランドに到着する。すべてアイスランドに親族が在住している人たちで、定住許可を早急に発行する予定。

レイキャビク市の福祉課では新しい生活条件に適応するように援助するように協力体制をとっている。

これに関連して、アイスランドの製薬会社Actavisは2.7億ISK(USD210万ドル、約2億円)を経済支援と医薬品の寄贈の形でハイチの救急活動をサポートすることを決定している。Actavisは製造規模の拡大を計画しており、アイスランド国内の雇用を生むことになる。

アイスランドの捜索救命隊(ICE-SAR、Landsbjorg)は、世界で最も早くハイチに到着した海外の救援隊の1つだったことは周知のことですが、1月21日に帰国する際には、国際援助活動のコントロールセンターとして使用していたテントや、発電機、テーブル、ベンチ、調理機器など、ICE-SAR所持の機材を今後の救援活動のためにとハイチに寄贈してきました。

Tent_left_in_haiti_2
救援コントロールセンターとして使用されたテント(写真:ICE-SAR提供)

1月末には、アイスランドの4つの出版社とEymundsson書店が合同でICE-SARに対し150万ISK(11800USD、約100万円)をハイチにおいてきた機材の代わりにと寄付をしています。これらは救援キャンペーン期間中に、4社から発刊された7冊の名著の売上と、Eymundsson書店の児童書の売上の10%を充てたもの。ほかのヨーロッパの姉妹協会にも同様の支援の輪が広がるようにとの願いもありました。

アイスランドは世界でも一人当たりの出版数が大変多い本の好きな国民だといわれます。とても象徴的な支援活動だったといえるでしょう。

日本の支援の遅れが語られたこともありましたが、アイスランドの支援の手際よさの背景には、被災者を支援するのは当たり前という国民の総意があるのではないかと思います。国民の価値観「高潔」を実践したありのままのアイスランド人の姿なのではないかと感じました。

|
|

« Icesave問題、英蘭との再交渉へアイスランド与野党が合意(IcelandReveiw) | トップページ | バンクーバー冬季五輪に5人のアイスランド選手団 »

Icelandニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1173554/33357913

この記事へのトラックバック一覧です: ハイチ被災家族をアイスランドが受け入れ(IcelandReview):

« Icesave問題、英蘭との再交渉へアイスランド与野党が合意(IcelandReveiw) | トップページ | バンクーバー冬季五輪に5人のアイスランド選手団 »