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アイスランド捜索救助隊、ハイチの救助活動続く

連日の夜明けから日暮れまでの生存者の捜索活動でメンバーは疲れてはいるが、チームの状態はよくハイチからの感謝の思いのみを感じている。まだ瓦礫の中から生存者の発見が続いている。望みがある限り捜索を続ける、と隊員はいう。

震源地近くのLéoganeは壊滅的で生存者の発見はなく、メンバーはけが人の治療の手伝いをした。昨日はアメリカチームと首都の捜索を行ったが生存者の発見はなかった。

チームの帰国は木曜の夜に予定され、帰国準備が始められている。アイスランドのコーディネーターによると生存者が発見されなくなって48時間が経過した時点で生存者の捜索活動を中止することになっているという。

18日夜ボランティアがアイスランド赤十字のハイチに派遣される医療チームのために1000箱ほどの最初の救援物資を箱詰めした。計画では救援物資を輸送した飛行機で捜索救助隊は帰国する。飛行機には、作業ルームに使われるエアコンはじめ医療機器等も積み込まれる。

アイスランドではハイチ被災地救済のために、これまでに3つの団体のチャリティー募金で約3000万クローナ(24万ドル)が市民から集まっている。

ICE-SARのホームページによると、19日アイスランドチームはボランティアメンバー全員の意思でUN職員と家族たちが暮らしていて、今でも200人あまりが生き埋めになっているというホテルの捜索を志願した。難しい任務ではあるが、自分の家族や友人を探す思いで捜索しているという。これがハイチでの救助活動の最終日となり、明日は帰国準備に入る。

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14日ICE-SARの生存者救出場面。写真はICE-SAR提供

ICE-SARはアイスランド捜索救助協会に属する海外でも高い評価を受ける特別チームで、35名のすべてボランティアから構成され、アイスランド危機対応グループに名を連ねています。

アイスランドはその多様な地形のために、火山の噴火、雪崩、海難事故、地震等ありとあらゆる災害に対処しなければならない国です。軍隊を持たないアイスランドでは、独立した組織として捜索救助活動から災害防止教育まで幅広く行う団体としてアイスランド捜索救助協会(ICE-SAR)が組織され、数千名のボランティアが働いています。

たくさんの恩恵を与えるアイスランドの豊かな自然はけして人間にいつも優しいわけではありません。日常生活でさえ、強大な自然の力との闘いになることがあります。その自然と向き合い、うまく付き合う為に、自衛手段として組織されたものなのでしょう。だからアイスランドは災害に対する支援の意識が高いのでしょうか。数千名のボランティアといったらアイスランドの人口(大人)の2割?

特にICE-SAR救助隊は消防団のようにアイスランド国内100箇所以上3000名あまりがボランティアでいつでもスタンバイしているとのこと。アイスランドで万が一災害に見舞われたときはきっとお世話になる皆さんです。

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