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アイスランドのクリスマスがやってくる

アイスランド各地でクリスマスを迎えるイベントが始まりました。

11月30日に一番近い日曜日からアドベントがはじまります。アドベントとはキリスト教でイエス・キリストの降誕を待ち望む期間のこと(待降節)で、その最初の日曜日(The first Sunday in Advent:待降節第一主日)が11月29日でした。アイスランドは他の北欧諸国と同じルーテル教会が国教、4つのろうそくをたてて、この日に一本目のろうそくに火をともし、二週、三週、四週と、ともすろうそくを増やしていく習慣があるそうです。

ですから、待望のこの日をレイキャビクやアクレイリをはじめ各地でお祝し、まちの広場に大きなツリーを飾って点灯式が行われ、クリスマスを心待ちにします。

アイスランドのクリスマスといえば、13人のサンタクロースハンギキョット(hangikjöt:燻製ラム肉)灯り

アイスランドのサンタクロースは13人。赤いユニフォームを着てよい子にプレゼントを、なんてラブリーなサンタではありません。

Santabus_4
(写真:今はバスが通らないメインストリートで、サンタが運転するバスの貴重な写真)

山奥にすむグリラという山姥が生んだこどもたちが13人いて、クリスマスが近づくと里にやってきて、それぞれきまったいたずらをします。あるものは窓から覗き込んだり、ソーセージを盗んだり、ドアをバタンバタンと閉めたり、なべをなめたり。12月13日から毎日一人ずつやってきて25日からひとりずづ帰っていきます。だからアイスランドのクリスマスは1月6日まで。

ハンギキョットには相当のこだわりのあるアイスランド人。アイスランドファンなら、もはや燻製ラム肉と呼んではなりません。「ハンギキョット」。北の農場では、もっぱら冬の間羊たちが寝床にしていろんなものが付いて固まって湿った草を夏に干して乾かしたものを燃やして燻る、とてもエコなサステイナブルな伝統を守るところもあるそうです。アイスランドを愛する方なら、そのスピリットとリンクして、一度食べたら(ホントはそんなにすごーく美味しいとは思わないんですが)忘れられない、クリスマスのご馳走です。

朝は11時はまだ暗く、夕方は3時半には日が沈む、アイスランドの灯りの温かさ。もう15年は前の話ですが、マンションにはひさしにずらっとオレンジと赤のランプがともり、家々の窓には窓ごとに星などの形をかたどったランプのオーナメントが下げられ、7本のろうそくの燭台型のランプが窓辺に置かれ、そして、お墓にも十字架などの光のリースのようなランプが飾られます。
Photo
7本のろうそくランプ。なぜかユダヤのダビデの星が中央についていた。

そして、ホワイトクリスマス。日本で初めてのクリスマスを迎えるアイスランド人の友人が言ってました。「雪がないクリスマスはさびしい」と。

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