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アイスランドの新税法(IcelandReview)

11月18日に発表された新税法が波紋を呼んでいるようで、がんばってチェックしてみました。怪しいと思われた方は是非こちらを参照してください。

所得税についての変更
月収(kr=クローナ)        税率
65万kr(46万円)超         46.1% ①
20万(14万円)~65万kr      40.1% ②
20万kr(14万円)未満        37.2% ③
11.9万kr(8.4万円)以下      非課税

※新税法施行後の家庭及び個人の税金の増減例
  月収(単位:クローナ)      税金 (増減)
 Single_s_3  シングル 180000     20077 (-2000) 
 (③の場合)
 Couple_s  夫婦 350000×2  180691 (+4701)
 (夫婦どちらも②の場合)
 Couple_s_2 夫婦 700000×2  467291 (+31001)
 (夫婦どちらも①の場合)

消費税についての変更
一般消費税                 24.5%→ 25%
砂糖税(お菓子、ビスケット、ケーキ、ドリンク) 7% →14%
 (→こちらは2010年に入って取り消し)
一般食料品                 7%(現行のまま)
書籍                     7%(現行のまま)

エネルギーについての課税
ガソリン・ディーゼル           5kr/ℓ 
エネルギー・天然資源及び環境税  0.12kr/kwアップ          

■その他の変更(New!11月24日議会承認
アルコールとタバコ類は税金が10%引き上げ(アルコールは1年で42%アップ)
自動車税は2010年1月1日から、10%引き上げ。
いくつかの登録や許可申請に対する関税も平均50%アップ。
砂糖を多く含む食品、ノンアルコールのドリンク類、およびカフェやレストランで提供するケーキやお菓子、ドリンク類にも2010年3月1日から14%の間接税。(→こちらはその後廃止)
 

元になった記事は以下の通りです。

18日に政府が来年年頭より導入する税制を発表。増税感を与える税制となる。

3段階の所得税が採用され、月収が65万クローナより多い人は所得税として46.1%を支払うことになる。

首相は「税金がかなり上がったとしても、より公平な課税システムを確立しつつあることを確信しています。それはより等しく負担を分配し、現在の課税システムよりもっと適正でフェアになります」と語る。

20万クローナより低い月収には課税率37.2%のままだが、20万~65万クローナの月収を稼ぐ人は税金として40.1%支払うことになる。さらに、非課税の制限は11.3万クローナ(1600ドル、1100ユーロ)から11.9万クローナに引き上げられる。

これは月収18万クローナの人は現行システムの税金より2000クローナ安くなり、22077クローナから20077クローナになる。

月収35万クローナずつ稼ぐ夫婦は2人で4701クローナ高い所得税を支払うことになり、175990クローナから180691クローナにアップする。

月収70万ずつ稼ぐ夫婦は、2人で31001クローナ多く払うことになり、436390クローナから467291まで増税になる。

その他の税金も上がる。たとえば、ガソリンやディーゼルの1リットルあたりの価格は来年から5クローナ(USD 0.04, EUR 0.03)上がることになる。

さらに付加価値税システムも変わる。一般消費税は24.5%から25%に上がる。新しい14%の課税段階が、お菓子、ビスケット、ケーキや多数のドリンクに適用され、現在の7%から増税になる。しかしながら一般の食料品に対する消費税は7%のままである。

商業サービス連盟(the Federation of Trade and Services)の会長は、この新しい消費税法に不満をもらした。何が反対かというと、この消費管理よ。何人かのたまたま居合わせた人たちに、りんごを食べるのかビスケットを食べるべきかを決定して欲しくないわ。すべての食品は同じ課税段階にしてほしい。と彼女は語る。

新しい炭素関税(carbon tariff)は年間で25億クローナ(2000万ドル、1300万ユーロ)をもたらし、新しい、エネルギー・天然資源及び環境税(1キロワットにつき0.12krだとおもう)は19億クローナ(1500万ドル、1000万ユーロ)をもたらす。
重工業部門は最大の貢献をして、年間合計16億(1300万ドル、900万ユーロ)の貢献をする。

給与税(payroll tax)は1.6%資本税(capital ta)は3%、1.25%の特別資産税(special asset tax)は1.2億クローナ以上の資産を持つ夫婦に、0.9億クローナ以上の資産を持つ個人に導入される、

新しい資産税は30億クローナを国庫にもたらすことになる。

全体でこれらの課税変更は現行の歳入より500億クローナ(4億ドル、2.7億ユーロ)増えることになる。

進歩党の党首Sigmundur Davíd Gunnlaugssonは、歳入の増加は楽観的だ、同時に最も厳しいときに家計や企業も直接間接に負担することになる。間接的と言うのは、高額商品はローンが高くなり、この対策は大量移住を促進し、海外資本や外国人観光客の来氷を妨げるからだと、推論している。
これらのすべての犠牲はただ、Icesave預金を払い戻してEUを喜ばせておくために利用する、ローンの利息を支払うのに十分なだけの金額を積み上げる為に払われるのだ、とGunnlaugssonは主張。

独立党の党首Bjarni Benediktssonは同意で「他の解決策も提案したのだ。だから、我々が認識を高めてきたほかの選択しがあるときに、なぜ政府がこの方向を選んだのか理解できない。」 代案の一つは、年金積み立てへの一時的な資本課税である。

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