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2009年8月

アイスランド首相、世界で75番目にパワフルな女性にランクイン!(IcelandReview)

アイスランドの首相、ヨハンナ・シグルザルドッテルが、雑誌Forbiesが選んだ今年の世界でもっともパワフルな女性100人(The world’s 100 most powerful women)のなかの75位に挙げられました。彼女の経済危機後のアイスランド経済の建て直しへの努力が評価されたようです。

Forbesが挙げた最もパワフルな女性はドイツのメルケン首相で、大企業の重役がほとんどを占めるトップテンの中では唯一の政治家。また新しく100人に挙がった顔ぶれの中にはアイスランド首相のほか、USAファーストレディーのミシェル・オバマが40位に挙げられています。これはメディアパーソナリティーOprah Winfrey(41位)エリザベス二世(42位)を抑えての入賞です。

本文はこちらから

ちなみにヨハンナは(アイスランドでは首相も大統領もファーストネームで呼ぶ)は世界初のレズビアンの首相だといわれたが(2009.2.2 IcelandReview)、「ほんとうはそうではないんじゃないか」、「彼女はほんとうによくやっている」、「一番最初の女性議員だ」(ほんとかな?)、と信頼が厚いのです。ウワサはあまりあてにならないから、やっぱり確かめてみなくちゃわからないね。

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パフィン ~みんなに愛されるアイスランドの鳥~

鮮やかなくちばしの色彩と哀愁を帯びた表情から「海のピエロ」とも呼ばれて親しまれているパフィン。アイスランドのお土産屋さんではぬいぐるみやマグネットにもなっています。Photo

動物界脊索動物門鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属に属し、正式な英名はAtlantic puffin、和名をニシツノメドリといい、アイスランド語でlundi、学名はFratercula arctica。属名のFraterculaはラテン語で「小さな修道士」を指すfraterculusに由来し、あの姿が黒衣の修道士を連想させることに由来しているそうです。

アイスランドの南西に位置するウェストマン島は毎年70万カップルが飛来する世界最大のパフィンの営巣地になっていて、とくにこの地域では夏のフェスティバルにはかかせない食用として大切な資源なのです。

そのパフィンが近年激減しています。国際自然保護連合(IUCN)(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)の定義によれば、10年間に20%の生態の減少が見られると、絶滅が危ぶまれるというのですが、アイスランドではここ4年間で25%の減少が確認されているのです(IcelandReviewによる)。飛来の遅れと、えさのイカナゴの減少によるとも言われていますが、深刻ですね。

パフィンは、つがいになると一生同じカップルで過ごし、営巣の時期になると何万もの大軍の中から自分のパートナーを探して、また一緒に新しい生命を育んでいきます。なんだかいとおしいですね。

へイマ島という島では、巣立ちのころになると、雛たちはいっせいに海に向って巣立っていきます。しかし、夜に巣立つ雛たちの中には、街の灯りを月の光と間違って街にまよいこんでしまうことがあるそうです。そこは自動車の往来や、犬や猫の危険がいっぱい。毎年その時期になると約2週間、毎晩毎晩遅くまで町をパトロールし、パフィンの雛を捕獲して、次の日に海岸で離してあげる「パフィンのひな救出作戦」が行われます。それは伝統的に子どもたちの重要な任務となっています。("Nights of the Puffling" (Brice Mcmillan著)より)

Puffinbook_2

パフィンにはいつまでも元気で、とぼけた顔してアイスランドの海岸を飛んでいて欲しいものです。

パフィン・オカリナ作成の恩恵による、パフィン調査レポートでした。

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パフィンのオカリナ

パフィンのオカリナ。世界に一つしかないパフィンの絵が付いたオカリナですshine

先日ひょんなことからオカリナを作ることになりました。その出来上がったボディーにパフィンを描いてみました。ロマンチックなビューティフルな絵柄が良いかとも思ったのですが、間が抜けた音にぴったりな絵柄を、と思っていたら主人が「パフィンはどう?」と提案。

え~っthinkと思ったのですが、いろいろなサイトからパフィンの写真を検索してみると、、、やっぱりかわいいですねぇheart01。いろんな知らないこともわかって、なんだかすごく愛しくなりました。

今日はその作品をご披露します。音を聞いていただけないのは残念ですが。Puffin_ocarina1
これが正面、裏返すと

Puffin_ocarina2
青い空に舞うパフィン

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ノンニ~世界のこどもを夢中にさせたアイスランドの物語作家

ノンニことヨーン・スウェンソン(スウェインソンより修正)はアイスランド生まれの著名な童話作家です。

1870年留学のため13歳で海を渡り、デンマーク、ドイツを経由してフランスの修道院つきの学校で学び、神父となってドイツなどの学校で教鞭をとっていました。55歳から物語作家としての頭角を現し、当時その作品が世界40カ国の言葉に翻訳された人気童話作家でありました。

幼いころより冒険好きで、「アラビアン・ナイト」などを好んで読み、とくに9歳のときにシャルルボアの「世界歴史物語」を読んでからは、海外を旅する夢をいだくようになり、日本への憧れを募らせました。1937年、ついにノンニは80歳にしてその夢を果たしました。ノンニは日本の子どもたちが大好きになり、1年間の日本滞在中に50回以上の講演を行いました。

ノンニはその回想の中でこのように記しています。

「同じ時代に生きている人々に、生きる喜びを与えたいというのが、私の切実な願いでした。私の長い生涯を通して、私は確信するようになったのです、この時代にひろがっている魂の病いこそが、私たちの悲しみと勇気喪失のもとであることを。大多数の人が、運命の打撃にうちひしがれて あらゆる幸福と喜びと平和を失っています。このような悪に対して私は私の書物によって、単に少年少女のためばかりでなく、むしろより多くおとなのためにも戦い、また働きかけようとしたのです。---」

幼くして父を亡くし、母親の元を離れて留学しましたが、母親とは二度と会うことはありませんでした。そして愛する弟を病で失い、けして幸せいっぱいの人生ではなかったけれど、なにか、人の心の支えとなりたい、という思いがノンニを突き動かしていたのではないでしょうか。その著書の中には「ノンニはどのようにして幸福になったのか」という書物もあります。

歴史を越えて、時代の波と闘う私たちにも働きかけるものがあるのではないかと思い、すでに絶版となったノンニの本をたずねてみました。

先日ヨーン・スウェンソン(スウェインソンより修正)の貴重な童話の初版本(昭和12年)を入手しました。序<文はノンニと共に全国行脚をした物語口述師、岸辺福雄氏が書いています。Nonnibrothersadventure_4

以下はノンニが北アイスランドのアクレイリで過ごした家が、現在ノンニ博物館として開放されていますが、そのウェブサイトです。

http://www.nonni.is/

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議会でのIcesave協定に群集が抗議!(IcelandReview)

13日、推定3000名あまりが国会議事堂の前の広場に集まり、Iceseve協定の現在の状態での合意に反対し、議員たちに合意しないように反対した。
(30万人分の3000名は100分の1、日本だと120万規模のデモ行進になる!)

この抗議行動はthe Indefence group(?)という、イギリス政府が反テロリスト法規(anti-terrorism legislation)を使ってイギリスにあるアイスランドの資産を凍結したことへの反発して、「アイスランドはテロリストではない」というキャンペーンを初期に行っていたグループである。(そうなのだ。アイスランドは借金を踏み倒したという咎でテロ国家呼ばわりされたときが昨年から今年にかけてあった・・・)

「我々はこの集会に満足している、国が共に立ち上がることは大切だ」とオーラブル・エリーアソンというIndefenceのスポークスマンは、昨日のイベントは人々に団結するための集会とであると説明する。Indefenceグループは現在海外メディアの注意を引くように準備している。「この集会が大きいものになれば、海外の新聞が記事を書くし翻訳もしてくれると半分約束を取り付けている。」とエリーアソン。(アイスランド語なんてだれもわかってくれないから、とても重要)

昨日の抗議集会に参加者には、一部の国会議員や、前首相や前中央銀行総裁のデビッドオッドソンなどの著名な人たちもいた。

政府のIcelsaveの提案が昨夜、議会の経済税金委員会の会議のあとで否決されたとは考えられない。その提案には、イギリスとオランダからのアイスランドの預金者および投資家補償基金へのローンにたいする国家補償を含み、アイスランドがこれらの国のランズバンキIcesave口座(国有化して凍結してしまった口座)の保持者を補償することが出来るように(相殺する?)、という意図がある。

昨日委員会は5回の会議をおこない経済大臣のSteingrímur J. Sigfússonはそのメンバーと夜中に会議に参加した。反対する政党は、アイスランドが経済的成長がなければイギリスやオランダに支払いをしないことを合意する免責事項を含めることを求めている。
また年間の支払いは、政府が国内生産の成長率(GDP)の3.5パーセントとしているところを、2.2パーセントを限度とするように求めている。
首相は昨日、現在のIcesave協定の範囲に収めることが出来る免責事項で解決することを望んでいるが、反対勢力はみんなで新しい協定を作ろうじゃないか、と求めている。

http://www.icelandreview.com/icelandreview/daily_news/?cat_id=16567&ew_0_a_id=337787

経済関連ニュースは、私には難しくて、愛がなければ理解できませんので、興味のある方はぜひIcelandReviewをご確認ください。

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アイスランド人は他国より経済見通しが悲観的(IcelandReview)

アイスランド人に今後の経済の見通しを尋ねると、他の国々に比べると明らかに悲観的である。国際的調査機関が行った22の国々への経済危機の影響についての調査が明らかにした。

調査はWorldwide Independent Network of Market Research(WIN)によって行われ、71パーセントのアイスランド人は今後3ヶ月は悪くなるだろうと考えていることがわかった。次に悲観的な国はドイツで46パーセントがさらに悪くなり続けると答えた。

アイスランドとブラジルのみが見通しの暗い人の数が減少しない国だった。

Coins_2

2009.8.16

そりゃわかる気がする。桁違いの借金ですから。

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シングベットリルの消失したホテル跡地は?(IcelandReview)

国会内で7人の議員が選ばれシングベットリル委員会を11日結成。しかし、7月10日に消失したホテル跡地の利用についてはまだ合意ができなかった。

何も建設すべきでない、というValgerdur Bjarnadóttir(社会民主党 Social Democrats)、ここはアイスランド人みんなの出会いの場所であるべきだけど、どんな場所にすべきかまだ考え中、というHöskuldur Thórhallsson(進歩党Progressive Party)、将来的にここでホテルを経営するということは考えられない、とはRagnheidur Elín Árnadóttir (独立党)。そのほかに、Álfheidur Ingadóttir、Atli Gíslason (レフトグリーン党)、 Björgvin G. Sigurdsson (社会民主党 Social Democrats)、Thorgerdur Katrín Gunnarsdóttir (独立党)が選ばれている。

Hótel Valhöllは世界遺産シングベットリルの展望台の足元にあるホテル。そこから写真をとると、たいがい屋根の一部が写真に納まる有名なホテルでした。

Hotel_2
このホテルです

1898年に立てられ1929年にこの場所に移築され、アイスランド議会、アルシンギ(Althingi)の1000周年記念のために改築されました。2002年から国有化されていました。

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アイスランドの海水浴の記録更新(IcelandReview)

アイスランドの海はたとえ夏でも冷たい。でも海水浴する人たちが増えているんですって。

10日、総勢146人がレイキャビク(Reykjavík )からコーパボーグル(Kópavogur )間を泳いで往復し、海水浴の記録を更新した。これほど大勢が一度にアイスランドの海で泳いだことはなかった。

「海は鏡のように穏やかで温かかった」と主催者ヘイミル・スベインソン Heimir Örn SveinssonはMorgunbladidに語った。このイベントはアイスランド水泳協会とLyfja薬局が後援している。

参加者はレイキャビクのノイトホールスビーク地熱海水浴場(Nauthólsvík thermal beach)をスタートし、Fossvogurの入り江を渡ってコーパボーグルに行き、帰ってくる、約1キロを泳いだ。 あらゆる年齢層が参加し、最高齢者は73歳。

スベインソン氏は海水浴への興味の高まりと、みんなのスポーツであるという事実の表れである、とコメントしている。

このノイトホールスビーク地熱海水浴場(Nauthólsvík thermal beach)とは、輸入した白い砂を敷いて(アイスランドは火山の影響で、海岸線の砂はどこも黒い)砂浜を作り、夏場は温水で温めているようです。

アイスランドの海で水泳をすると風邪を引きにくくなり、喘息にはいい影響を与える。また水泳をするとすべての感覚がさえる。などと、Siv Fridleifsdóttir女史が健康大臣だったころにコメントしているように、年間を通じて海水浴をする人が増えているようです。

この方がインタビューをうけて「さわやか~」とコメントしたときは海水温6.1℃、気温は1.6℃・・・coldsweats01 オールシーズン寒中水泳ができるアイスランドで、あなたも健康づくりを!

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アイスランドの写本がユネスコに認定!(Iceland Reviewより)

アイスランドの文化的遺産がユネスコに認定された記事が8月8日に載っていました。このようにアイスランドの資料には時としてとんでもなく貴重なものがあるのです。(ふれいあ)
以下が記事の紹介です・・・

Árni Magnússon(アウルニ・マグヌスソン)の中世写本コレクションが、他の34の文化的遺産と共に、特別保存登録(special preservationspan registry=無形文化遺産Intangible Cultural Heritageのことではないのかしら?)に追加された。

ユネスコによると、この写本は特別保存に値する遺産であり、それは特定の地域のみならず、地球規模の価値がある、とアイスランド研究のためのアウルニ・マグヌスソン学会のディレクターであるGudrún Nordal(グズルン・ノルダル)は新聞社のインタビューに答えた。

写本コレクションは、昨年アイスランドおよびデンマーク両政府を代表してノミネートされた。そのコレクションの一部はデンマークで保存されていためである。

「この認定はこのコレクションをもっと体系的な方法で海外に紹介するチャンスを与えてくれたのと同時に、我々も出来る限りこの写本を保存する義務が課せられたとノルダルは付け加えた。

アウルニ・マグヌスソンはアイスランドの哲学者で、人生のほとんどを写本の収集に捧げ、主にアイスランドで、そして同時にその他の北欧諸国で収集し、アイスランド・サガとそのほかの国々の文学的財産を保存した。

マグヌスソンのコレクションはコペンハーゲンで保存され、彼は1971年までそこで学び、コレクションの中の最初の写本はアイスランド国家に戻ってきた。

http://www.icelandreview.com/icelandreview/daily_news/?cat_id=28304&ew_0_a_id=337462

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Iceland Review

Iceland Reviewはアイスランドに関するニュースを英語で提供する、貴重なアイスランド情報源です。

http://www.icelandreview.com/icelandreview/

英語の修行もかねて、アイスランド情報をここの記事をもとにアップしていきます。なにぶん修行の身なので、内容が必ずしも正確でない場合がありますので、こちらを参考にしてください。

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アイスランド・プラウド

極北のうつくしい小国アイスランド。

世界の経済危機の直撃を受け、現在EU加盟を申請しているアイスランド。

しかし、最も最後にEUに加盟する国であると考えられてきたのは、その誇りゆえ。

自由を求めて移住してきた人たちが、西暦930年、世界で初めて民主議会を開催したアイスランド。

人々は自分たちが最も優れている(かもしれない)ということを知っているがゆえに、そして、尊重されることの尊さを知っているがゆえに、他者を受け入れることの尊さを知り、他者を尊重することの尊さを知っています。

そして、豊かな大自然。アイスランドの自然は、時に牙を剥き、人々を突き放す厳しさがありますが、メキシコ湾海流の恵みにより、高い緯度のわりに温暖な気候と、豊富な水資源、火山活動がもたらす持続可能でクリーンなエネルギーが、人々に多くの恵みを与えています。

彼らにとって豊かな自然は、自分たちのルーツであり自分たちの一部である、と考えているようです。

そんな歴史的文化的、そして自然的環境的な背景のためでしょうか、アイスランド人はバイキングを祖先に持つといわれるのですが、私にはその気質はとても穏やかで寛容で、心優しい人たちがたくさん住んでいるように感じます。

そんな心優しい人たちが、一日も早く安心の生活を取り戻すことができますように、こころからの応援の思いをこめて、もっとアイスランドを知り、もっと人々のことを知りたいと願い、ブログを始めようと思い立ちました。

Thingvallir_2007_2

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